一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

精神を安定させる働きの神経伝達物質「セロトニン」。よく「幸せホルモン」とも呼ばれ、うつ病の予防や改善の働きでも有名です。このセロトニンは当然脳で生成されるものですが、脳が生成するセロトニンは全身で生成される量のわずか2~3%。実は体内で最もセロトニンが生まれるのは腸で、その割合はなんと全体の約9割です。具体的にいうと、小腸の粘膜にトリプトファン(必須アミノ酸)からセロトニンを生成する細胞があり、その細胞によってセロトニンは生まれます。この細胞の働きを左右するのが腸内環境。腸内環境の良し悪しでセロトニン生成量は変化します。ちなみに、腸内セロトニンは腸の動きを活発にしたりバリア機能を向上させたりするのがお仕事。脳内のセロトニンとは違った働きをしています。しかし脳と腸がまったく無関係というわけでもありません。

セロトニンの元になるトリプトファンは食事(乳製品、大豆製品、魚、肉、ナッツ類など)を摂ることで体内に入りますが、腸のセロトニンの元となるだけでなく、腸で吸収されて脳に届いて脳内セロトニンになります。

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大村 渉

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