先日、長野県の高校入試が終わりました。
塾としては、合格発表までは落ち着きませんが、
一つの大きな区切りを迎えたという実感があります。
そんな中、ふと気になって試してみたことがあります。
それは、「入試問題をAIに解かせてみる」ことです。
今話題になっているChatGPTに、実際の入試問題を解かせてみました。
結果は、正直なところ予想以上のものでした。
ほとんどの問題を正確に解き、合計点もかなり高いです。
地域のトップ校に余裕で合格できるレベルの点数でした。
恥ずかしい話ですが、私の点数よりも上回っている教科もあります。
もちろん、問題の種類によって得意・不得意はあるでしょう。
それでも、「高校入試に合格する」という意味で言えば、
すでに「AIは人間を超えている」と感じました。
この現実を目の当たりにすると、教育に関わる者として考えさせられます。
これまで学校や塾は、「問題を解けるようにすること」を大きな目的としてきました。
しかし、その役割の多くは、すでにAIが担える時代になりつつあります。
だからこそ、これからは「AIに勝つ」ことよりも、
「AIとどう共存するか」を考える必要があるのだと思います。
AIを使いこなしながら、人間にしかできないことは何かを見つめ直す。
その視点が、これからますます重要になっていくはずです。
入試問題を解かせてみて、「AIに負けた」と感じたのは事実です。
しかし同時に、新しい時代が始まっていることを強く実感しました。
これからの教育は、この変化を前提に考えていかなければならない。
そんなことを改めて思った出来事でした。