2026年以降のエアコン市場は、「お掃除機能付き優勢だが、ノーマルも消えない」という構図がより鮮明になる。実際、新品販売の約6〜7割がすでにお掃除機能付きとなっており、利便性重視の流れは今後も続くと考えられる。
しかしクリーニング屋の現場で見ると、この流れは単純ではない。お掃除機能付きは「掃除不要」と誤解されがちで、実際には半数がそう認識しているというデータもある。 その結果、内部のカビや汚れが放置され、むしろ状態が悪化してから依頼が来るケースが増えている。つまり“手間を省くために買ったのに、結果的に高単価のクリーニング需要を生む”という逆転現象が起きている。
一方ノーマル機は、価格の安さと構造のシンプルさから、賃貸・法人・台数重視の現場で安定した需要が残る。分解しやすく作業効率も良いため、回転重視の現場では今後も重要な存在だ。
結論として、売れるのはお掃除機能付き、稼げるバランスは両方。2026年以降は「高単価なお掃除機能付き」と「回転の取れるノーマル機」を使い分けることが、クリーニング業者の収益を左右する時代になる。