こういった意見を耳にすることがあります。
個人的には、この考え自体は間違っていないと思います。
ただ一方で、
「学歴なんてまったく意味がない」
と言い切ってしまうことには、少し違和感もあります。
なぜなら、この言葉を言える人は、多くの場合
「すでに社会で結果を出している人」
だからです。
成功しているからこそ、過去の学歴に縛られずに語ることができる。
しかし、すべての人がそうなれるわけではありません。
現実として、大多数の人は
「それなりに働き、それなりに生活できればいい」
と考えていると思います。
大きなリスクを取って勝負するよりも、安定した環境で着実に生きていくことを選ぶ人の方が多いでしょう。
そうした人たちにとって、「学歴」は非常に有力な武器になる気がします。
進学先や就職先の選択肢が広がり、比較的安定した環境に身を置くことができる可能性が高まるからです。
逆に、ここを外してしまうと、望まない環境、いわゆる厳しい労働条件の職場に入るリスクも高くなります。
結局のところ重要なのは、
「大人になって自分はどうなりたいのか」
という点です。
もし、
「大きく稼いで成り上がりたい」
「自分の力で勝負したい」
と考えるのであれば、学歴は必須ではありません。
むしろ実力や行動力の方が重要です。
一方で、
「安定した収入を得ながら、自分のやりたいことも大切にしたい」
というのであれば、学歴を武器にして良い企業に入るという選択は、非常に合理的な戦略になります。
どちらが正しいという話ではありません。
ただ、自分がどの方向を目指すのかによって、必要なものは大きく変わります。
だからこそ、若い人には真剣に考えてほしい。
「自分は将来どうなりたいのか」を。
学歴が必要かどうかは、その答えによって決まります。