一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

今年の初頭、Anthropic社がClaude絡みのいろいろなプロダクトをリリースしたため、生成AIヘッドラインは非常に盛り上がった。

盛り上がると、やはり反動もある。
情報商材屋に近い人達がバイブ・コーディングでサービスを作ったという話がバンバン飛び交った。
バイブ・コーディングとはシンプルに言うと、プログラミングを一切せずにプロンプトのみでコーディングすることである。

結果、「プログラマー・エンジニアの仕事は近いうちに無くなる」という論調が一世風靡した。
短い期間だったが。

中心となっていたのは、Claudeだった。
Claude Code + Opus, Sonnetががもてはやされた。

しかし、その後、AIにほぼ任せっきりでプロダクトを作った際のリスクがいろいろと顕在してきた。

私がXで見たのは、Claude Code が

・mainブランチにいきなりプッシュした
・APIキーをソースに埋め込んでしまった、そのままGitHubで公開した
・AWS上で本番環境とバックアップデータを削除した

などだ。

IT業界にいる人はピンとくると思うが、どれも致命傷だ。

また、

・何回指示してもバグが取り切れず、すぐトークン制限にひっかかる

というものもある。

生成AIが強力なのは確かだ。
しかし、最終的な責任を生成AIは取ることが出来ない。
責任を取ることが出来るのは、人であるエンジニア・プログラマーだけだ。
むしろ、そこが仕事のコアだと言っても良いくらいだ。

結局、情報商材屋に近い人達の煽りは一過性のものだった。
今のトレンドは、エンジニアはやっぱり必要という論調になっている。

私はITの現場に居続けているので、もともと情報商材屋の煽りには完全に疑問があった。
真っ当な現場では、早々に「責任」に焦点を当てて社内周知をしている。
これがITの現場の実情だ。

ただ、コモディティで入れ替え可能な、指示待ちのプログラマーは完全に生成AIに代替されるだろう。

自分で考え、生成AIを使いこなし、責任を取るエンジニアやプログラマー。
この種類の人達は残り続けるだろう。
むしろ、今後さらに重宝されるかもしれない。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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