サンセリフ体はセリフがない書体です。「サン」(Sans)はフランス語で「ない」という意味です。今は印刷物よりもデジタルな媒体で文章に触れる頻度が多いため、セリフ体より 目にする頻度が高いかも知れません。世の中に登場した当初は、セリフがないのは気持ち悪かったようで「グロテスク」とも呼ばれていました。ただ、広告的にはとても目立つので重宝されました。サンセリフ体は19世紀はじめにイギリスで生まれました。サンセリフ体にもさらに4つの種類があります。