「イタリック体」についても触れておきましょう。イタリック体を使用する場面というのは次の4つの時に限ります。1.強調するとき。2.引用。3.出版物(本の題名など)。4.他国語。わたしたち、日本人は強調に(かぎかっこ)を使うことがあります。または太字にしますが、太字にする手間を省いて鉤括弧を使います。欧文では、それに加えて大文字にして、さらに強調しようとしてしまうこともあります。
これは、欧文の世界から観ると、とても違和感のある使い方になります。そして正しくは、イタリック体を使った表現になります。