外的進入防止目的で、昔から家の周りを囲うことがなされてきました。やがて時代が進み、家屋敷を門や塀で囲うことが、ある種の権威として人々の憧れとなりました。まだ専門メーカーや業者は存在しておらず、木工所や鉄工所が、その家のために、その家の門や扉を一個作りする時代が続きました。
時は流れ、高度経済成長により、自分の家を持つことが現実的な時代を迎えました。住宅建築の隆盛とともに、住宅の門扉やフェンスなどへの需要も高まりました。そこで、外溝の構成材を規格化製品化し販売するメーカーが現れ、今につながる「エクステリア」が始まりました。
最近では、西洋風のエクステリアデザインも多くなり、囲わない庭も増えてきました。また、道路との境を囲わず、低い樹木を配するなどしたオープン開放的な外構も増えています。
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