一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

価値には、能動的価値と受動的価値がある。
この2つは性質が別のものということを理解しておいた方が良いかもしれない。

受動的価値とはどんなものか?
少し俗っぽく書くと、

・赤ちゃん
・若い女の子
・イケメン
・美人
・親の七光り

あたりが受動的価値となる。
何もしなくても備わっている価値だ。

対して、能動的価値とはどんなものか?

・洞察力
・分析力
・ロジカルシンキング
・コミュニケーションスキル
・専門スキル
・稼ぐ力
・資産運用スキル

などがある。
後天的に努力する必要があるものから生まれる価値だ。

若いうちは受動的価値に頼っていて良いと思う。
充分にそれを活かして青春を謳歌して楽しめる。

ただ、歳を重ねていくうちに、30歳ぐらいから徐々に時間をかけて受動的価値の威光は薄れていく。
40歳ぐらいになってくると、はっきりと受動的価値と能動的価値の重みが逆転するのだ。

このあたりの年齢まで、受動的価値に頼りきって能動的価値を高めることを怠っている人は、はっきりと魅力の無い人物になっていく。
むしろ、もともと受動的価値が少ないと自身で感じてコツコツ努力してきた人達は、運の要素も絡むがこのあたりの年齢で花開くだろう。

誰だって歳を取るものだ。
若いうちに手にしている価値は受動的価値という認識をもとう。
自分で手に入れたものでははく、与えられたものなのだ。

能動的価値こそ、自分で手に入れたもの。
その自分で手に入れたものが評価を受けると、それは嬉しいものだ。
社会の中で生きている醍醐味とも言える。

能動的価値と受動的価値の差を意識して生活をしてみよう。
特に、仕事ではそれを意識してみよう。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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