一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 小学校での学習の重要性6

前回の続き

2.兄弟間、親戚間で成績について比較される。

 

基本的に、誰かと成績を比較することでいいことはない。

人それぞれ、成績の伸び方に違いがある。例えば最初はすごく伸びるが途中でしばらく伸び悩むタイプもいれば、最初はしばらく停滞するが基礎が積みあがると一気に伸びてごぼう抜きするケースもある。それは本人の性格、能力、今までの生活の仕方に影響をうける。

誰かと比較することで、そうした個性を無視して「とりあえず目の前のテストでいい点数を取ろう」というバイアスがかかる。きちんと正しい形で理解し、問題文の表現を少し変えられても、応用問題にも対応できる形でインプットできているのならばいいが、「とりあえずいい点数を」という人はそういったことはせずにやみくもに暗記する。これが本質的な学力の低下を招く。

兄弟や親戚と比較されるとなると、比較対象がより身近にいて、その人間関係は一生続くので、生徒本人のプレッシャーはより高まり。バイアスがより強くなる。

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吉崎

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