どうも、遠藤です。
今回は趣味を通じて知り合った某IT企業役員の方から頂いた明言をご紹介したいと思います。
当時、とある取引先と要件定義を行っている際に
「最初はA案を採用すると言っていたのに、A案で進めていたら業務的な問題が発覚してB案へ変更した」
「次にB案で進めていたら、今度は工数や予算が足りずに結局やらないことになった」
みたいな事件が頻発していました。
その際に、自分は
「ゴールを明確に設定した上で、それに向かって問題を洗い出し、マイルストーンを設置しながら計画を立てて進めておけば今回のようなことは起きなかったのに、どうしてそれをしなかったのだろう?おかげでこちらも無駄な作業を何度も何度もする羽目になった」
と酷くうんざりしていたのですが、そういった仕事の愚痴をその役員の方へ話したところ
「たしかにその通りだけれど、それをできない人達がいるおかげで我々が仕事を任され、ご飯を食べられているんだよ」
と彼に言われました。
なるほど、たしかに。と深く納得しました。
エンジニアを長くやっていると、物事を効率的に・合理的に考え、行動することのできない顧客とお仕事をする機会も決して少なくないですが、そのお話を伺って以降はほとんどストレスをためずに作業をこなせるようになりました。
物事の捉え方ひとつで、自分のメンタルコントロールも楽になるものだと感じた瞬間でした。
それでは今回はこの辺で。