「人は環境の生き物である」という言葉を聞いたことがある。
これは、人は常に周りの環境から影響を受け、それに合わせて変化し順応していっているという意味である。
即ち、普段一緒にいる周りの人たちの意識や基準、価値観のレベルが高い場合、自分自身も自ずと引き上げられ、高まってくるということである。
「類は友を呼ぶ」という諺が正しく適している。
最近、数年振りに再会した友人たちとの集まりがあったのだが、その時の会話や雰囲気、振る舞いにがっかりした時があった。
数年前から何も変化や成長をしていない、そんな風に感じてしまったのだ。
おまけに子馬鹿にされたり、聞いてもいないにも関わらず、あれこれとダメ出しや注文を付けられた。
この時間はとても残念で、反面教師となる瞬間となった。
幸いなことに、現在の仕事環境では意識の高い人が多く、能力の高い人に普段から触れさせてもらえてるお陰で、数年先までのビジョンや夢、希望ややりたいことを語り合えている。
そういう話を聞くとメラメラと心が燃え上がり、やる気や情熱、気概が湧き上がってくる。
普段の自分のコンディション、精神的安定性を如何に高く保つか、”一緒にいる人”を良く考えて選ぶべきだと学んだ。