一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 金銭感覚を磨く

お金は、稼ぐより使うほうが難しいのです。

お金を稼ぐためには、ただ働いていれば、生きていくだけの最低限のお金は手に入ります。

しかし、お金の使い方は、使い方しだいで薬にもなり毒にもなります。

あるときは、人の人生を明るくさせ、あるときは人生をダメにさせてしまう諸刃の剣なのです。

車の運転と同じように、使い方には、練習が必要です。

親は、子どもに小さいころから、その練習をさせてあげなければなりません。

お年玉を、すぐ取り上げてしまう親がいます。

「子どもがそんな大金を手にするものではありません。お母さんが預かっておきます」と言うのです。

親が、奪ってはいけません。

子どもは、小さいころから、金額は少なくていいですから「本物のお金」を持たせることが大切です。

子どもですから、使い方がめちゃくちゃになるでしょう。

金銭感覚がわかっていないため、とんでもないところにとんでもないお金を使ってしまうはずです。

苦しい経験をするのは、本人です。

親は、子どもがお金で苦しむ様子を、黙って見ていることです。

苦しむ経験が、本人の金銭感覚を磨きます。

子どもには、金銭感覚を磨かせる機会を与えましょう。

金額は小さくてもかまいません。

「お金を使う」ことがどういうことなのか、小さいころから練習しておけば、大人になって間違いを起こすことはなくなります。

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福田 真理子

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