前回クラスの基本構成の部分まで書いていたので、今回はクラスを構成する3つの要素を書きたいと思います。
まず、フィールドについてです。
フィールドは、クラスのプロパティなどを表現しており、宣言をしてから値を代入し、使います。
呼び出して使うことが基本であり、フィールドのアクセス方法は、オブジェクト参照変数名.フィールドで出来ます。
何らかの処理を実行する準備としてフィールドは定義しましょう。
次にメソッドです。
メソッドは、処理の内容を書きます。
メソッドの書式は、戻り値の型 メソッド名([引数の型 引数名,…,]){処理内容}という形です。
処理内容は何行でも問題ないので必要な処理をたくさん書き込むことが出来ます。
書いたメソッドを使用するときは、メソッドを呼び出します。
オブジェクト参照変数名.メソッド名(引数)で呼び出すことが出来るので、必要な時に呼び出して使うことが出来ます。
最後にコンストラクタです。
コンストラクタは実行する前の準備処理です。
オブジェクト生成と同時に値を入れておきたいフィールドに代入処理を行ったり、必ず行っておきたい処理を記述します。
new演算子を使って、new 〇〇()で呼び出すことが出来ます。オーバーロードで多重定義も出来るので、コンストラクタを柔軟に使いたい場合はオーバーロードすれば良いです。
ここまで3つの定義について書いてきましたが、クラスを作成するうえで重要になってくるので基本的なところを抑えていこうと思います。