こんにちは、つっちーです。初投稿です。
これから何を記事にしていこうか悩んだのですが、本を読むのが好きなので、今まで読んできて良かった本をご紹介していこうと思います。
気になる本があれば、ぜひ読んでみてくださいね。
北野唯我さん著の『転職の思考法』です。
ベストセラーになったので知っている方も多いかもしれませんね。
タイトルだけ読むと巷に良くある転職ハウツー本かと思ってしまいますが、
ちがうんです。。。
この本は、これからのキャリアや人生設計をする上での指針を教えてくれており、
働くパーソンはきっと読んで損はない一冊だと思います。
上記以外にも、現状に満足しているという人も、読んでおくと新しい一面が見えてくるかもしれません。
1.転職だけが解ではない
北野さん自身が仰っていますが、『転職の思考法』は決して転職をあおる本ではありません。
一番大事なのは人生の「目的」が何かをはっきりさせることで、それを実現するための手段の1つとして転職があるだけです。
そして、人生の「目的」を見つけるお手伝いをしてくれるのがこの本です。
実際の読者の中には、転職を踏みとどまった方もたくさんいらっしゃるようですよ。
下記リンク先で北野さんのインタビュー記事が書かれているので是非読んでみてください。
私が語るよりも断然読みたくなると思いますよ。笑
2.具体的メソッドによる判断軸の形成
本の中では、自分の市場価値を測る手法や、人生の「目的」をはっきりさせるための手法など、具体的なメソッドが紹介されています。
それらを実際ノートに書いて試してみると、自分では気付かなかった新しい武器が見つかったり、人生の指針のようなものが見えてきました。
個人的には、4章の【ほとんどの人に、「やりたいこと」なんて必要ない】の内容がすごくためになりました。
今までの自分のモヤモヤが晴れた気がします。
3.後押ししてくれるメッセージの数々
この本は物語形式で進みます。
凄腕経営コンサルタントの黒岩が、転職に踏み切れないまま30歳になってしまった主人公に様々な言葉を投げかけるのですが、その言葉がとても刺さります。
中でも私の心に一番残ったのが次の言葉。
転職というのは多くの人にとって『初めての意思決定』だ(中略)
意味のある意思決定というのは必ず、何かを捨てることを伴う。
このメッセージを読んだとき、これまでの自分が、人生で何も決断していなかったことに、なんだかショックを受けました。
そして、転職するにしろしないにしろ、何かしらの意思決定をしようと決意しました。
私がこの本を読んだのは、10年勤めた会社を辞めようか悩んでいるときでした。
とはいえ、他にやりたいことも見つからず、二の足を踏んでたところ『転職の思考法』を読み、
私の人生の「目的」が、今の延長線上には無いと判断して退職するに至りました。
同じように悩んでる方がいたら、試しに一読されてはいかがでしょうか?