一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 映像の作り方の基本的な考え方

はじめましてビデオグラファーのToRiと申します!映像の需要がyoutubeを筆頭に年々増えていますね。企業はもちろんのこと個人でも写真だけでなく映像として編集したものを残したいという方も増えてきています。映像作りたい気持ちはあるんだけど、、、と思っている方もたくさんいらっしゃると思いますので、本記事では基本的な映像制作における考え方や作りかた撮影方法などを中心に記事をすすめていきます。

 

映像を作る前に必要な事


「とりあえず撮影から始めて~」何となくそう思ってしまった方、ちょっと待ってください!

映像制作においては撮影が命と思われがちですが、何となく撮影から始めてしまっては最終の出来上がりがグダグダになってしまいます。

マンガで言ったらシナリオを考えずに適当に描いてしまうようなものです。

まずは作る以前のお話で以下の事を順番にしっかり決めていきましょう。

映像を作る目的を考える


まず最初に何のために、誰のために作るのかをはっきりさせておく必要があります。

それが決まっていれば、どんなテーマで何を伝えるための映像なのかが決めやすくなります。

目的 誰に見せる?特定の人もしくは不特定多数 何のために? 記録として・広報や宣伝・Howtoなど
全体のテーマ 伝えたいことは何か?映像を見てどう思って欲しいか?

 

構成を考える


次に構成やシナリオを決めていきます。テーマに沿ってどんな素材や撮影(カット)が必要かを考えます。

 

音楽の有無 雰囲気(楽しい・感動・興奮など)テーマに沿って決める
音声の有無 ナレーション・セリフは入れる?現場の生音を使用するかどうか
文字 タイトルやテロップ入れる場合はどんな文字を入れる必要があるか
映像の時間 おおよその出来上がり尺は何分?

撮影方法や場所を考える


構成が決まったらどう撮影すれば一番ベストなのかを考えます。

カット決め テーマを伝えるにはどのようなカットがあればより伝わるか
撮影方法 何を使って撮影して場所(立ち位置や画角が決めれるなら決める)はどれがベストなのか

撮りなおしができない場合(イベント系、結婚式や運動会など)は予めどのような画になるかをある程度想定しておきましょう。

前述しましたが何となくの撮影は一番良くないです。

いざ撮影へGO!


後は上記に沿った内容の撮影をするだけなので撮影時に迷ってグダグダになることが減ります。これだけの準備をするだけでも最終的な仕上がりは劇的に変わります。

実はこういった制作をする上で重要なポイントは実際に行動している時よりも事前準備の方が100倍大切なんです。皆さんも良かったら試してみてください。

 

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ToRi

ビデオグラファー/映像ディレクター 映像歴9年。フリーランスとして広告やウェディング系を中心に制作活動をしています。今はプロでなくても映像は撮れる時代です。でもどうしていいかわからん!とはいえ外注する予算は無いから自分でやるしか無い、、、という方向けに記事を書いていきます。

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