一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

前回、可読性について投稿したので、今回も可読性について投稿したいと思います。

今の現場はとにかく可読性が低く、以下のようなロジックが散見しています。

if(条件A)

処理A

処理B

上記のようなif文で{}の記載がありません。

このような場合、条件Aの結果により、以下のように処理が変わります。

①条件AがTrue:処理Aを実行、その後if文の外にある処理Bを実行

②条件AがFalse:if文の外にある処理Bを実行

これはif文で{}の記載がない場合は、次の一行のみ条件に一致すれば処理を行うようなルールになっているからです。

でも以下のように{}があると、プログラムの流れは変わります。

if(条件A){

処理A

処理B

}

上記の場合、以下のようになります。

①条件AがTrue:処理Aと処理Bを実行

②条件AがFalse:何も実行しない

このように{}があるかないかで、処理Bがif文の中の記載なのか、外の記載なのかが変わってきます。

そのため、if文を記載するときは例え処理が1つのみでも、可読性を考えて{}をつけるべきです。

見づらくなるので、{}のないif文を作成するのは辞めましょう。

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梅田 啓太

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