みなさんこんにちは!
SEの山本です!
私はいまフリーランスのSEとして複数案件を並行して進めながら日々エネルギッシュに働いていますが、仕事を受ける上で必ず必要となってくるのが『契約書』!!
みなさん契約書の内容のチェックって詳しくしていますか?
契約書というと「甲は誰で…、乙は誰で…」など読めば読むほど素人目にはよくわからない…
今回は直近で私が弁護士に依頼したリーガルチェックの実体験をシェアします!!
[※リーガルチェック:作成した契約書が法的に妥当であるか、リスクが存在しないかをプロである専門家にチェックしてもらうこと]
①:リーガルチェック後の修正点
今回のリーガルチェックでは下記3点を取引先に修正依頼しました!
※前提:「甲:取引先」、「乙:自分」
【修正点1】
(追加) 「本業務の作業場所及び作業時間については、乙が自らの判断で自主的に決定するものとする。」
変更理由:今回の案件はフルリモートの案件だったので、明示的に作業時間と作業場所に関する文言を入れました。
【修正点2】
(修正前) 「前項の報酬の支払方法は、甲及び乙が別途合意した方法によるものとする。」
(修正後) 「前項の報酬の支払方法は、毎月末締めで翌月末日までに乙が指定する預金口座に振り込む方法により支払うものとする。振込手数料は甲の負担とする。」
変更理由:報酬の支払い時期と手数料が明記されていなかったので、今回追加しました。別途合意した結論の紙が別にあればいいのですが、今回は無かったため契約書に追加しました。
【修正点3】
(追加) 「但し、乙の損害賠償額は、乙に故意または重過失がない限り、乙の報酬の2か月分を上限とする。」
変更理由:損害賠償に関しての文言ですが、金額の上限を記載するよう変更しました。
SEの場合だと、構築したシステムに予期せぬ脆弱性を含んでしまい個人情報が漏れて数千万という損害賠償を個人に求められたという話も聞くので、損害賠償額については要注意です。
②:リーガルチェックの費用
弁護士によって異なるとは思いますが、私は今回2万円(税抜)で実施していただきました!
高い、安いなど個々で感じることはあると思いますが、私は今回2万円で先のリスクが回避できるのであれば安いなと感じました^^
③:結論
フリーランスとして活動していく上でリーガルチェックは必ずしも必要となるものではありませんが、自分の身を自分で守り継続して成長していく中では必要だと感じました!
これを機会にリーガルチェックを実施してみるという観点を持っていただけたら幸いです!