一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

遅ればせながら今年もこの季節がやってきましたね。3/15以前に無事に申告書の提出が完了しました。

物価高・ドル高の影響を受けつつも経費はほぼ変わらずも収入が減ったので所得が思いのほか低かった…というだけでブログを終わらせる訳にもいかないので今回は控除の一つである「医療費控除」について書いてみます。

僕自身10代後半で身体を壊してから定期的に病院への通院、薬局にて薬の処方をしてもらっているのでよく利用している控除制度です。(若い方では少ないかもしれませんが…)

控除額は最大で200万まで、基本的には1年間の医療費が10万円を超えた場合」医療費控除が受けられます(ただし、総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額で控除が受けられます)。詳しくは下記リンクにて↓

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm

記録は国が用意してくれているエクセルのテンプレートに医療機関や薬局の領収書の金額を記録していくと楽です。確定申告書作成の際、エクセルデータごと読み込んで自動入力してくれて手間が省けます↓

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/keisubetsu/iryou-shuukei.htm

注意点といいますか見落としがちなのが「医療機関に行くまでの交通費」も医療費に含みます。こちらもエクセルに記録していくと良いと思います。基本は電車・バスになるかと(自家用車はNGです、タクシーは急病や怪我など相応の理由があればOK)

このほか「セルフメディケーション税制」もありますが、長くなるので割愛します。ちなみにこちらを利用する場合は医療控除との併用は出来ません。

今回はここまで、関東はそろそろ桜が咲き始めそうです🌸

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