梅雨時期は、雨による視界不良や路面の滑りやすさなど、運転リスクが格段に高まります。安全運転を心がけるために、以下の3つのポイントを意識しましょう。
1. スピードを控え、車間距離を十分に取る
雨天は制動距離が長くなるため、普段以上に車間距離を空け、余裕を持った運転が必要です。目安としては、2倍と言われています。また、スピードも控えめにし、急発進・急ブレーキ・急ハンドルは避けましょう。
2. ワイパーやヘッドライトを適切に使う
ワイパーは、視界確保のために必須です。雨量に合わせてワイパーの速度を調整し、常に良好な視界を保ちましょう。また、ヘッドライトも早めに点灯し、自車の存在を周囲に知らせます。
3. 水たまりやハイドロプレーニングに注意
水たまりは思わぬ深さに達していることがあり、ハンドルを取られたり、車体が沈んだりする危険があります。事前にルートを確認し、可能な限り避けるようにしましょう。どうしても避けられない場合は、徐行し、ハンドル操作に注意が必要です。
ハイドロプレーニングは、タイヤと路面の間の水膜が厚くなり、タイヤの接地力が失われる現象です。ハンドル操作やブレーキが効かなくなり、非常に危険です。速度を控え、ハンドル操作やブレーキ操作を慎重に行うことが重要です。
これらのポイントに加え、タイヤの状態やワイパーゴムの劣化なども確認し、万全な状態で梅雨時期の運転に備えましょう。
その他、役立つ情報
安全運転を心がけ、快適な梅雨時期を過ごしましょう。