今年の確定申告期限は3月15日まで。
ただし、期限に間に合わなかった場合もあきらめないことが大切です。
1. 速やかに申告する
期限に遅れた場合でも、できるだけ早く申告書を提出することが重要です。遅れた理由に関係なく、速やかに行動することで、ペナルティを最小限に抑えることができます。
2. 延滞税と加算税の支払い
期限を過ぎて申告すると、延滞税や加算税が発生する可能性があります。これらの税金は以下のように計算されます。
延滞税:申告期限の翌日から納付日までの日数に応じて加算されます。税率は一定期間ごとに変わるため、税務署のサイトで最新の情報を確認してください。
無申告加算税:申告期限後、税務署から指摘される前に自主的に申告した場合は、通常、5%~の加算税が適用されます。しかし、税務署から指摘された後に申告した場合は、さらに高い加算税が適用されることがあります。
また、青色申告の場合、青色申告特別控除が最大65万円から10万円に減額される可能性もあります。
3. 税務署に相談
確定申告が遅れた理由や支払いが難しい場合は、税務署に相談することをおすすめします。場合によっては、延滞税や加算税の軽減や分割払いの交渉が可能です。
4. 税理士に相談
複雑な状況にある場合や手続きをスムーズに進めたい場合は、税理士に相談することも有効です。税理士は税務に関する専門知識を持っており、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。
申告後、金額などの間違いに気づいたら、期限内なら訂正申告ができますが、期限後なら修正申告で対応しなければいけません。
また、本来の納税額より高い税額を申告した場合などは更正の請求をすることができて、期限は5年間です
まとめ
期限に間に合わなかった場合は、速やかに申告を行い、必要に応じて税務署や税理士に相談することで、ペナルティを最小限に抑えることができます。