一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • ぶーちゃんハウスも順調稼働

認定NPO法人アニマルライツセンターのボランティアで、養豚廃業の業者から引き取ったぶーちゃんたち。

豚はとても知能が高い動物です。

無機質なコンクリートで囲われた豚舎で生まれ、自らの糞の山の上で暮らしてきたぶーちゃんたち。

外の世界を知って今はチモシーのベッドで寝たりチモシーを食べたり。扉は開けたままなので昼間も夜も広い敷地の土の上を自由に歩き回っては雑草を食べる。

土も食べますが、土はミネラル豊富で本来は人間も土の付いた野菜等からミネラル豊富を補給する事で健康を保ってきた。

そんな自然な営みが本来の姿、畜産動物も命ある生き物なのです。

現代の畜産方法は、人間が「効率良く生産」する為に命の尊厳を無視して倫理を欠いた技術である事は海外の動きを見れば明白で、その遥か後ろを日本の畜産が行っている。

畜産農家は、代々受け継がれてきた畜産方法に対し批判的な動物愛護団体を煙たがるが、農家の在り方を批判してると誤解している向きがある。

アニマルウェルフェアを何処まで積極的に取り入れるかは国会でも議論が起きていて、外国資本の獲得には昨今CSRへの取り組みが重要視される。

まだまだCSRにはおざなりな対応しかしていない日本企業に対し、これからは「本気度」が問われていくことになるだろう。

実際ビル・ゲイツ財団は代替肉の開発に巨額の投資をしていて既に海外ではスタンダードな商品として市場に出回っているにもかかわらず、日本市場では未だに代替肉のシェアが微々たるものに留まっている。

フードテックはこれからの先端技術の花形になる事が確実視されているなら日本の科学技術は乗り遅れるべきではないのだ

 

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工藤 修司

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