まず1つ目は、オープン外構にしましょう。ちなみに、外構にはオープン外構の他にクローズ外構というものがあります。
クローズ外構とは、まさに昔ながらのクローズな外構。塀や植栽に囲まれていて、外からの視線を遮る閉鎖的な外構です。家の中から見たらプライバシーが守られるということで昔は一般的でしたが、最近はオープン外構が増えています。
オープン外構とは、塀や植栽が少なく、道路側が開放されている外構のこと。メリットとしては、外から見えやすいため、道路側からの死角が少ないこと。塀や植栽がないため、泥棒が隠れる場所がないんです。さらに、塀や植栽を作らないことで、家を建てるコストを下げることもできます。コストも下がって防犯対策もできるなんて、まさに一石二鳥ですね。
プライバシー面では、最近のガラスは外から見ると光の反射で外から見えにくくなっているものも増えていますし、基礎の高さも高くなってきています。そのため外からの視線はそんなに気にしなくて良いので、オープン外構にしていきましょう。
設備とか関係ない話ではありますが、やはり近所の人とはある程度仲良くしておくことが大切。そうすれば、変な人が来た時に「あれ?」と思ってもらえます。つまり、近所の人が不審者の監視役になるのです。
泥棒は見られたり話しかけられたりすることを嫌います。近所の人が泥棒を見かけた時、違和感があれば通報してくれたり、ジロジロ見てくれたりするでしょう。そういう意味ではやっぱり、近所付き合いが大切です。最低限の近所付き合いはしておいた方がいいと思います。
どんどんキャッシュレス化を進めていきましょう。ニュースにもありましたが、日本国内で財布や金庫に眠っているお金は、118兆円になっているとのこと。想像がつかない規模の金額ですよね。こういうお金を銀行とかに預けずに自宅に置いておくのは…怖いですよね。
自宅にあるということは、運んでいるところを見られている可能性もあります。家に現金があるのは、それくらい危険。低金利でも銀行に預けるようにしましょう。
ただしキャッシュレスでも完全に安心できるわけではありません。クレジットカードを盗まれて使われることもあります。クレジットカードの裏側には必ず署名をしておくようにしましょう。そうしないと保証が効かなくなるリスクもありますよ。
実際、レアキャラのフィギュアを家にコレクションしている人がSNSに投稿したら、自宅が特定されてしまって空き巣被害に遭った事件があるんです。このように、お金だけに限らず、換金性の高い高価なものをSNSで自慢しすぎないようにしましょう。仮に自慢する場合でも、絶対に特定できないようにしたり、自宅以外の場所で撮影するようにしてください。