研修を始めて、もうすぐ半年が経とうとしています。最初は緊張と期待の入り混じった日々でしたが、いつの間にか HTML や CSS の基礎が頭に入り、コードを組み立てることに少しずつ自信が持てるようになっていました。
しかし、JavaScript の学習が始まると、これまでの順調さが一転。扱う内容が複雑になり、まるで見たことのない高い壁が目の前に立ちはだかるような感覚に陥りました。HTML や CSS のように目に見えるデザインやレイアウトの変更とは違い、JavaScript では内部の動きやデータのやり取りを扱うことが求められるため、理解するにはより深い思考と緻密な論理展開が必要だと痛感しています。
「やはり IT 業界はそんなに甘くない」。未経験からこの業界に飛び込んだ私は、最初から覚悟はしていました。それでも、目の前の難しさに心が折れそうになることも正直あります。それでも、なぜあきらめずに頑張ろうと思えるのか。それは、「壁を乗り越えた先には新しい景色が広がっている」ということを信じているからです。
思えば、これまでの研修の中でも、小さな壁はいくつも存在していました。そのたびに悩み、苦しみ、何度も試行錯誤を繰り返してきました。でも、その一つひとつを乗り越えたとき、確実に自分の成長を実感できたのです。そして、その小さな成長が積み重なったことで、今こうして HTML や CSS をイメージ通りに使いこなせるようになってきたのだと思います。
だからこそ、今感じている JavaScript の壁も、決して乗り越えられないものではないはずです。試行錯誤しながら、理解を深め、少しずつ前に進んでいくことで、また一歩 SE への道に近づけると信じています。
「SE になるのは難しい」――そう感じる瞬間はこれからも何度も訪れるでしょう。でも、だからこそ、越えた先の景色が楽しみでもあります。半年の節目を迎えた今、これまでを振り返りながら、次のステップに進む覚悟を新たにしています。
これからも、この道をあきらめずに、歩んでいきたいと思います。