一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

前回、筋力を使えばより「高い音」が出せるという話をしましたが、では誰でも際限なく高い音を出せるようになるのか、というとそこには人間生まれ持った個体差というのが存在します。

ヴァイオリンとコントラバス、コブクロの小渕さんと黒田さん、ゆずの岩沢さんと北川さん、わかりやすい例えがすぐ浮かんできますが、身体が小さい方が声帯も短いので、高い音を出しやすいということが感覚的に理解していただけると思います。

 

では何の為のボイストレーニングなのか。

身長が低くてもスタイルが良くてモデルをやっている人がいるように、自分の身の丈に合った一番良い声を作っていきましょう、という話なのです。

その成果として音域は必ず拡がっていきますが、仮に音域が劇的に拡げられなかったとしても、自分に似合う着こなしがきっと見つかる筈なのです。

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小笠原 光倫

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