今回はこちらのお話をさせていただきたいと思います。
「現代人は多くのストレスを抱えている」
色んな場面で良く耳にする言葉かと思いますが、
なぜ、現代人はストレスを溜めやすいのでしょうか?
今の私たちはスマホなど肌身離さず持ち歩き、電話やメールは途切れず、
下界からの刺激に絶え間なく晒され、知らず知らずのうちに振り回されています。
こういった状況は、思考がバラバラに拡散してしまい、
考えがまとまらず、イライラしやすくなったりする結果、
様々なパフォーマンスに悪影響を及ぼし、更なるストレスとなります。
このような悪循環を脱却するためには、
注意を今この瞬間に向けて、感情の乱れをコントロールする必要があります。
そこでオススメしたいのがこの、「マインドフルネス」です。
マインドフルネスは、瞑想がベースとなっています。
瞑想は古代大仏教や禅に起源を持つものですが、
そこから宗教性をばっさり切り捨て、テクニックのみを抽出したもので、
さらに科学的根拠のある方法として洗練されたものとなっています。
この「瞑想」構成する要素は3つ。
「姿勢」
「呼吸」
「集中・観察」
(前回投稿させていただいた“正しい姿勢と呼吸”のお話にもリンクしますね)
瞑想は難しそうに聞こえますが、構成はこのようにとてもシンプルなものです。
瞑想する上ではこの、「呼吸」がとても大切です。
浅くて早い呼吸は「緊張」を、
深くてゆっくりな呼吸は「リラックス」をもたらします。
緊張とリラックスのバランスが良い状態を「ゾーン」と呼び、
このゾーンに入ることが、ベストな状態となります。
皆さんにもこの状態をぜひ、目指していただきたいです。
現代人は基本的にストレス過多が大多数なので、
まずはリラックスさせるためにゆっくり深く息を吐く練習をしてみて下さい。
ベテラン選手などは、試合前など慣れで緊張感がなくなってしまう時は、
逆に本番前などに浅く早く呼吸をすることで緊張感を高めるそうです。
ぜひ、こちらを読んでいただいた気になった方は、
マインドフルネス、まずは正しい呼吸から実践してみて下さいね。