皆様いかがお過ごしでしょうか。
毎年のことではありますが、自分にとっての2月は、確定申告書をまとめあげる追い込みの時期であります。
日々の業務もいつも通りに行いながら、苦手な事務作業も平行しなければなりませんが、泣き言は言いません!(苦笑)
さて先月は、「相手の立場に立ってみる」というお話でしたが、相手の立場に立ち過ぎて、そこで思考が止まってしまうということもあります。
例えば、目の前に悲惨な目に遭った人がいたとします。
その人の立場に立ち、その窮状を理解する姿勢はとても大切です。しかし相手の気持ちに寄り添い過ぎてしまえば、結局のところ一緒になって「どうしよう、どうしよう…」となってしまいかねません。
これでは有効な解決策を見つけづらくなってしまうので、こうした事態を回避するには、そこから一歩下がって、より客観的な視点で、どうやって解決するかを考えなければなりません。
そのためには鳥瞰図を見るような、全体を見渡すようなイメージを持つ、第三者のような視点が必要になってきそうです。
とはいえ相手から直接に話を聞いているときは、その人の気持ちや立場に入り込んでしまうことが多いので、第三者のような視点を持つことは簡単ではありません。
そこで、「今聞いている話を、第三者に伝えることを想定」しながら、一歩引いた視点を持って話を聞くことも大切かもしれません。
まとまりの悪い文章になりましたが、今月は以上です。