チョコレートがパーキンソン病の予防につながる可能性に関して、順天堂大学が行った研究では以下のような報告があります。
①パーキンソン病の方は健康な方に比べて血中のカフェイン濃度が低く、カフェイン代謝産物の量が少ない。
②パーキンソン病の方はカフェインを摂取しても血中濃度が上がりにくい。
カフェインは神経保護作用などが報告されており、パーキンソン病の方はカフェインの吸収力低下により神経保護作用が得にくいと推察されます。
したがって、カフェインの摂取、投与はパーキンソン病の予防につながる可能性があるとの事。
ただし、カフェインを吸収しにくい為、摂取方法の工夫や摂りすぎに注意が必要です。