バック率60%って聞くと、すごく魅力的に聞こえますよね。
例えば1ヶ月で100万円売上があれば、60万円が自分の取り分。…のはず。
でも、実際はそこからいろいろ引かれます。
たとえば──
・材料費:約1.5〜3万円(薬剤、カラー材、消耗品)
・レンタル代(セット面、光熱費含):約5〜10万円
・予約サイト利用料(ホットペッパー等):3〜8万円
・交通費・昼食・仕事用アイテム代:1〜2万円
・確定申告用の税金貯金:売上の15〜20%(ざっくり15万前後)
となると、実際の「自由に使える手取り」は、35〜40万円前後。
悪くはないけど、「60万そのまま使える」って思ってると、ちょっとしんどいかもしれません。
それでも私が業務委託を選んでいる理由は、今のお店の待遇のよさ。
事前数字の管理ができれば、サロン勤務より自由度も高く、モチベの保ち方も変わります。
つまり、業務委託は“お店とやり方 ”。
高バック率に見合った「計算力」と「戦略」が必要だと思います。
これから業務委託を考えている方には、「数字の見え方」と「見えない負担」も含めて、自分に合うかそのサロンの割合をしっかり聞き比べて欲しいとおもいます。