皆様いかがお過ごしでしょうか。
前回に続き「思考停止」の状態を避ける方法を、思い付くままに綴ります。
物事を見るときには、対象を細かく分析的に見ていく視点と、ある程度の距離を取り、俯瞰するような視点での見方があります。
前者を「虫の目」、後者を「鳥の目」、または「ミクロな視点」、「マクロな視点」とも言い換えられそうです。
デジタルカメラなどで対象をズ一ムにして撮ったり、全体が入るようにひいて撮ったり…というイメージでしょうか。
物事を見るには「虫の目」ばかりでも、「鳥の目」ばかりでもいけません。ときには近づき、またときには離れてと、視点を移動していくことが大切です。
なぜなら「虫の目」ばかりで物事を見ていると、全体を把握できなくなり、逆に「鳥の目」ばかりでは、個々に対する詰めが甘くなってしまうからです。
こうした視点の移動は考えることにおいて、非常に大切だと思います。部分と全体の両方をバランスよく行ったり来たりすることで、物事の本質に近付くための一助にもなりそうですね。
今回は、この辺りで失礼いたします。