8月は高速道路を利用する機会が増えます。
帰省や旅行で長距離を移動する方も多いことでしょう。
しかし、この時期は高速道路でのトラブルも増加傾向にあります。
安全なドライブのために、いくつか注意すべき点をご紹介します。
まず、事前の準備が肝心です。出発前には必ず、タイヤの空気圧、溝の深さ、エンジンオイル、冷却水の量などを点検しましょう。
特に夏場はオーバーヒートのリスクが高まるため、冷却水の確認は重要です。また、長距離運転の場合は、十分な睡眠をとり、体調を万全にしておくことも忘れてはなりません。
次に、運転中の注意点です。夏場の日中は日差しが強く、路面からの照り返しで視界が悪くなることがあります。
サングラスの着用や、こまめな休憩で目を休ませることが大切です。
また、夏のゲリラ豪雨は予測が難しく、突然の視界不良や路面状況の変化を引き起こします。
急な雨に見舞われた際は、速度を落とし、車間距離を十分にとり、ハザードランプで後続車に注意を促しましょう。
万が一、高速道路上で故障や事故に遭遇し、屋外での作業が必要になった場合は、細心の注意を払ってください。
まず、安全な場所に停車させ、ハザードランプを点灯させます。停止表示器材(三角表示板など)を車両の後方に設置し、発炎筒も使用して後続車に存在を知らせてください。
作業中は、通行する車両に十分注意し、決して無理な行動はとらないようにしましょう。同乗者がいる場合は、ガードレールの外など、より安全な場所に避難させることも重要です。
8月の高速道路は、多くの車が往来します。一人ひとりが安全意識を高め、準備と注意を怠らないことで、快適で安全なドライブを楽しみましょう。