一般社団法人 全国個人事業主支援協会

MEMBER メンバー

  • 【2023/12/22】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるトランスポート層に主に関連する規格として、TCPやUDPを発展させたプロトコルの例を記載します。

    ・QUIC(Quick UDP Internet Connections)
    Googleが開発したUDPベースの高速通信プロトコルです。従来のTCPの制約を克服しながらそれより高い信頼性を持ちつつ、低遅延でのデータ転送を実現します。

    ネットワーク層に[…]

  • 【2023/11/27】
    今回は、OSI参照モデルにおけるトランスポート層に主に関連する規格として、TCPやUDPを発展させたプロトコルの例を記載します。

    ・DCCP(Datagram Congestion Control Protocol)
    UDPのようなコネクションレス通信を提供しつつ、輻輳制御を組み込んだプロトコルです。
    TCPのような信頼性を求める通信と、UDPのようなリアルタイム性を重視する通信の間を埋[…]

  • 【2023/10/30】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるトランスポート層に主に関連する規格の例を記載します。

    トランスポート層でのプロトコルでは主にTCPかUDPが用いられますが、それらの特徴を併せ持ったり、欠点を補うように、発展形として開発されたプロトコルも存在します。

    ・SCTP(Stream Control Transmission Protocol)
    TCPとUDPの特性を組み合わせ、通信の耐[…]

  • 【2023/9/28】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるトランスポート層に主に関連する規格の例を記載します。

    複数のデータストリームを同時に送信するマルチストリーミング、一つの接続に複数のIpアドレスを持たせるマルチホーミング、3ウェイハンドシェイクを発展させた4ウェイハンドシェイク等の特徴を持ちます。
    企業向けVoIPシステム、LTEネットワーク、金融システム等、信頼性と柔軟性どちらも高いレベルで要求される[…]

  • 【2023/8/28】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるトランスポート層に主に関連する規格の例を記載します。

    ・UDP(User Datagram Protocol)
    接続を確立せずにデータ送信を行うコネクションレス型のプロトコルで、エラー検出や再送制御がないためにデータが失われる可能性がありますが、軽量、高速かつ柔軟性のある通信[…]

  • 【2023/7/31】
    今回は、OSI参照モデルにおけるトランスポート層に主に関連する規格の例を記載します。

    ・TCP(Transmission Control Protocol)
    通信前にアプリケーション間の接続を確立し、データの順序保障や欠損時の再送制御を行うコネクション型のプロトコルで、信頼性の高い通信を提供します。
    T[…]

  • 【2023/6/29】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるトランスポート層に主に関連する機器、デバイスの例を記載します。

    ・NAT(Network Address Translation)ゲートウェイ
    プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互に変換することで、内部ネットワークのデバイスがインターネットと通信できるようにします。
    その変換の際、ポート番[…]

  • 【2023/5/31】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるトランスポート層に主に関連する機器、デバイスの例を記載します。

    ・ロードバランサー(Load Balancer)
    ネットワーク上のトラフィックを複数のサーバーに分散することで、特定のサーバーに負荷が集中するのを防ぎ、システム全体の可用性を確保します。
    トランスポート層での仕組みを利用しエラーやデータの信頼性を担保しながら、IP[…]

  • 【2023/4/28】
    今回は、OSI参照モデルにおけるトランスポート層に主に関連する機器、デバイスの例を記載します。

    ・ファイアウォール(Firewall)
    ネットワーク層のデータ(送信元/宛先IPアドレス等)の他、トランスポート層のデータ(送信元/宛先ポート番号、ヘッダフラグ等)を元に通信を許可または遮断します。
    多くの機器ではUTM(統合脅威管理)機器として、マルウェアの検知やSSLインスペクション等の、より[…]

  • 【2023/3/31】

    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるトランスポート層の役割についてを記載します。

    ネットワーク上では一度に送信することのできるデータ量は、その接続仕様や構成機器の性能によって制限があり、
    多くの通信はその制限上、一度に全てのデータを送るのではなく、適切なサイズに分割(セグメント化)して送信し、受信側で元の形に再構成します。
    一度に送信するデータ量の適正はネットワークによって異なるため[…]

  • 【2023/2/24】
    今回は、OSI参照モデルにおけるトランスポート層の役割についてを記載します。

    トランスポート層は、OSI参照モデルの第4層に位置し、エンドツーエンドでアプリケーション間の通信を確立・管理する役割を担います。
    ネットワーク層から伝送されたデータをセグメントという単位で管理し、アプリケーション間でのデータ転送方式の取り決めや
    エラー制御を行うことで、データの信頼性の担保や効率的なアプリケーション[…]

  • 【2023/1/30】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるネットワーク層に主に関連する規格として、ダイナミックルーティングのプロトコルの例を記載します。を記載します。

    ・MPLS(Multi-Protocol Label Switching)
    通常のIPルーティングとは異なり、パケットにラベルを付加しそれに基づいてパケットを転送します。
    これにより、トラフィックの高速化や柔軟なトラフィックエンジニアリングが可[…]

  • 【2022/12/27】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるネットワーク層に主に関連する規格として、ダイナミックルーティングのプロトコルの例を記載します。を記載します。

    ・EIGRP(Enhanced Interior Gateway Routing Protocol)
    世界最大級のネットワーク機器メーカーであるCisco社が開発したルーティングプロトコルです。
    距離ベクトル型とリンクステート型の特徴を併せ持[…]

  • 【2022/11/29】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるネットワーク層に主に関連する規格として、ダイナミックルーティングのプロトコルの例を記載します。を記載します。

    ・BGP(Border Gateway Protocol)
    インターネット上での経路情報のやりとりに必須のプロトコルです。
    各ネットワークを自律システム(AS:Autonomous System)として定義し、OSPFやRIPとは異なり、[…]

  • 【2022/10/31】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるネットワーク層に主に関連する規格として、ダイナミックルーティングのプロトコルの例を記載します。を記載します。

    ・RIP(Routing Information Protocol)
    距離ベクトル型(Distance Vector)に分類され、経由するルータの数(ホップ数)を基準にして最適な経路を選択します。
    OSPFと比較して、NW機器間での情報のやり[…]

  • 【2022/9/30】
    今回は、OSI参照モデルにおけるネットワーク層に主に関連する規格として、ダイナミックルーティングのプロトコルの例を記載します。を記載します。

    ・OSPF(Open Shortest Path First)
    リンクステート型(ルータがネットワークの全体構造を把握する方式)のダイナミックルーティングプロトコルであり、
    主に大規模ネットワーク向けに最適化されています。
    NW機器間での情報のやりと[…]

  • 【2022/8/29】
    今回は、OSI参照モデルにおけるネットワーク層に主に関連する規格として、ダイナミックルーティングについての解説を記載します。

    ルーティングの動作は、通常、それを適用するネットワーク自体や宛先のネットワークの情報を加味して、ユーザーが設計しデバイスに適用するものですが、インターネットや大企業の大規模ネットワークのように、多数のネットワークおよびデバイスが存在する環境にて、それら全てに手動で適用する[…]

  • 【2022/7/29】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるネットワーク層に主に関連する規格の例を記載します。

    ・ARP(Address Resolution Protocol)
    同じネットワーク上での通信では、宛先デバイスの識別のため、レイヤ2上でのデバイス間通信を行う際に用いる識別情報である
    MACアドレスが必要となります。
    しか[…]

  • 【2022/6/30】
    今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるネットワーク層に主に関連する規格の例を記載します。

    ・ICMP(Internet Control Message Protocol)
    ネットワークの状態確認やエラーメッセージの通知に使用されるプロトコルです。
    目的のデータ送受信を行う宛先のデバイスへの通信確認や、宛先デバイスの生存確認等に[…]

  • 【2022/5/30】
    今回は、OSI参照モデルにおけるネットワーク層に主に関連する規格の例を記載します。

    ・IP(Internet Protocol)
    異なるネットワーク間のデバイス同士でデータを送受信するための通信プロトコルです。
    インターネットや広域ネットワーク間で通信する際に必須で、IP[…]

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