コレステロールは血液にある脂の一つで、多すぎると血管が詰まりやすくなります。改善には、脂っこい肉や揚げ物を控え、野菜や果物、魚を多くとることが大切です。特に、青魚には血管をきれいにする良い脂（オメガ-3脂肪酸）が含まれています。食事のバランスを整え、運動も併せて行うと、コレステロール値を下げることができます。

糖尿病は血糖（血液の中の砂糖）の量が高くなる状態です。食事では、糖分（お菓子やジュースなど）を控えることが大事です。血糖を急に上げないために、ご飯やパンは少なめにしたり、野菜やタンパク質を多く摂るようにします。例えば、ご飯の量を減らす、甘いお菓子を控える、野菜をたくさん食べるなどです。バランスの良い食事と運動も、血糖をコントロールするのに役立ちます。

高血圧は血圧が高くなる状態で、血管に負担がかかります。食事のポイントは、塩分（塩やしょうゆなど）を控えることです。塩分を多く取ると血管に負担が増え、血圧が上がりやすくなります。具体的には、塩分の少ない野菜や果物を食べたり、加工食品やインスタント食品を控えたりします。また、バランスの良い食事や適度な運動も大切です。これらを心がけると、血圧を下げるのに役立ちます。

内臓脂肪は、内側にあるお腹の中の脂肪のことです。これは、体にエネルギーを蓄えるためのもので、必要なときに使われます。でも、過剰にたまると健康に悪くなることもあります。例えば、内臓脂肪が多いと、糖尿病や心臓病のリスクが高まるとされています。普段の運動や食事に気をつけることで、内臓脂肪を減らすことができるので、健康維持に大切です。

健診（けんしん）とは、健康状態を調べるための検査やチェックのことです。体の調子や異常を早く見つけて、病気にならないように予防します。仕組みは、血液検査や身体の測定、問診などを行い、自分の健康を確認します。例えば、定期的に行く健康診断や、風邪や体調不良のときの検査も含まれます。健診を受けることで、早めに問題を見つけて治療や生活習慣の改善につなげることができます。