私の主な担当科目は国語だ。古典も担当するが、現代文、特に小説文と哲学的文章の読解問題を得意としている。
今でこそ、某大手予備校の現代文講師がお茶の間の人気者になったり国語の重要性が説かれるようになったが、今から10年ほど前、私が国語の指導を始めたばかりのころは、「国語なんかよりも数学と英語」と言われてしまうほどに軽視されていた。大学入試でも得点源になりやすい古典に関しては比較的需要があったが現代文は必要性を感じる人が極端に少なかったのだ。
次回は、理由などに触れていきたい。