10月に入り気温差が激しく、育成牛達に風邪が一気に流行した。
咳に始まり、目やに、鼻水、そして発熱。捕まえて注射してを繰り返す日々。
鼻腔スワブを取り検査を実施。マイコプラズマに細菌感染といわゆるBRDCの状態。
2頭が急性の肺炎で死亡した。剖検すると肺は赤色化、一部に膿瘍も認めた。群全体に一斉に抗菌剤を投与し換気と消毒薬散布。まだまだ鎮静とはいかないが、肺炎のダメージは強く残る。
重症化して治療するのは本当に切ない。一気に痩せ、同月齢の牛たちより小さくなる。治療して治すより、やはり予防だな。