一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 受領委任払いについての基礎知識

💡受領委任払いとは?

簡単に言うと、
患者さんが一度に全額を支払わなくても良い仕組みです。

通常、健康保険を使うと「療養費」という形で保険者(健康保険組合など)に請求します。
ですが、患者さんが一度全額を支払い、
後から自分で保険者に請求して返金してもらうのは大変ですよね。

そこで導入されているのが、
**「受領委任払い制度」**です。


🏥 仕組みを簡単に言うと

1️⃣ 患者さんは 一部負担金(1〜3割) だけを院で支払う
2️⃣ 残りの金額(7〜9割)は、院が代わりに保険者へ請求
3️⃣ 保険者から整骨院に支払いが行われる

つまり、患者さんは窓口で一部負担金だけでOK。
残りは整骨院が手続きを代行してくれる、という仕組みです。


🧘‍♀️ この制度のメリット

  • 💰 患者さんの金銭的負担が軽くなる

  • 📄 手続きが簡単(申請書の提出が不要)

  • 🕒 治療を継続しやすくなる

忙しい方や、長く通院が必要な方には特にありがたい制度です。


⚠️ 注意しておきたい点

  • すべてのケガ・痛みに保険が使えるわけではありません
     → 急性・亜急性の外傷(例:捻挫・打撲・挫傷など)が対象です。

  • 慢性的な肩こりや疲労などは 保険対象外 になります。

  • 保険証を使う場合は、正確な原因や経過を伝えることが大切です。

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア