こんにちは、永田です。前回の投稿に引き続き、今回も保守フェーズの状況をお伝えしていこうと思います。
前回の投稿で触れました体制縮小の件について、直接お世話になっている会社との話し合いをしていくことにしました。やはり、現状をそのまま受け入れ、自身への影響だけ大きく何のメリットもない状況だけは受け入れられない、との結論から状況改善の申し入れをすることにしました。申し入れのポイントとしては以下をあげました。また、その申し入れに対し、後日以下の回答があり、今回は以下の結論となりました。
①現在の保守担当範囲については変更なし、有識者が退場してしまう保守担当範囲は別途新たなメンバーにて対応することとし、自身の作業量が多くならないような役割分担を行う。
⇒他の保守担当している要員(現プロジェクトへは10年以上参画している要員)を異動させ、2025年10~12月に引継ぎを行い、2026年4月からは完全に保守担当を変更する計画のため、現在の保守担当範囲は変わらない。
②年度開発において、現在の体制では不足してしまう工数分の増員について、事前に状況をリサーチしたうえで、適切な要員の確保に動き、手遅れとならないように準備を整える。
⇒2026年度開発案件の見積もり依頼が来ており、ここから予想される案件と工数を元に、もし案件が来年度開発することとなった場合のシミュレーションをすることで、必要となる要員が確保できるか、どのような体制であれば実現可能かを検討し、それを共有することを継続して行う。
③お世話になっている会社について、2026年7月に吸収合併が発表されており、それに伴う変更(担当メンバーの変更、契約単価の見直し)が発生しないように調整を行う。
⇒現時点ではなんとも言いようがないが、現体制に影響があるような情報があれば、共有することを継続して行う。
④現プロジェクトへ開発時から参加し、6年6カ月継続して貢献していることに対しての契約単価への反映の調整を行う。
⇒契約単価の見直しは1年に1度(毎年4月)を改変期と取り扱い、次回2026年4月に見直しが可能であるかを検討することを約束する。
以上の回答を受け、2026年3月までは継続することに決定したとの連絡をしました。2026年4月以降については、上記継続しての検討事項の回答により判断する旨伝え、その最終期限を2026年1月末とすることを伝えました。
この話し合いを行うことで、どちらが上か下かではなく、共同体として同じ目的の元お互いに協力していくためには、時に本音をしっかりと伝えないと疑心暗鬼になり、せっかくここまで気づいてきた良好な関係性も崩れてしまわないのではないか、と思いました。これからも自分の意見をしっかりと持ち、保守作業の中で懸念と思われることは適宜相談をしながら、このプロジェクトが安定して稼働するためにはどうしていうべきか、を前向きにとらえて進んでいければと思います。