「本人の意思を尊重します」と、よく聞くようになったのは気のせいか?
子どもの自発性や意思を尊重する素晴らしい親御さん…と周りには映るだろうか。
わがままを聞いてるだけじゃないのかと疑いたくなるケースの、なんと多いことか。
幼いうちから小さな選択を自分でさせ、そこに責任を持たせるのは大変良い。
しかし、どうもそこを履き違えているケースをよく見かける。
下手したら、要所要所の選択で「本人の意思」という名目のわがままが通ってしまい、とんでもない結果になることも。
子どもは子どもで、「ゴネたら通る」ことを習得してしまう。「親の言うことを聞かなくて困ります」と相談されることがあるが、そういう子に育てたのはどなたですか?と聞きたくなる。
時には「あかんものはあかん」を徹すのも、躾のうちではないだろうか
「親の言うことを聞かない子どもたち」と
「子どもの言うことを何でも聞く親たち」が
じわじわと増殖している今
親の威厳が改めて問われている