- 飲食店をはじめるのは実に簡単です。参入障壁が低い業種と言えます。
- よく言われる質問『飲食店始めるのって調理師免許いりますよね?』というものがありますが、答えは【NO】です。
- 食品衛生責任者という講習を受けた者が手に入れるプレートがあれば誰でも飲食店は開けます。
- 国家資格である調理師免許は他の国家資格よりも必要性が低いような気もします。
- 実際、ラーメン屋さんや居酒屋さんで調理師免許を持たない人がお店を経営しているのは良くあります。アルバイト上がりでそのまま店長になって実務を経験して独立開業なんかはよくあります。
- じゃあ、調理師免許なんか必要ないじゃん!と思いたくもなりますが実際は【持っていた方がいい】と私は思います。
- 【調理師免許】とはただ調理をするだけの人なのでありません。公衆衛生学、調理理論、栄養学などなど、作る以外の知識も持ち合わせた免許なのであります。
- 特に重要だと思うのは、公衆衛生学だと私は思います。
- 食中毒というのは飲食店で起こる最悪の事件。もちろん手洗い、器具の衛生管理などは徹底していなければなりません。
- 調理師免許を持たない人には分からない世界です。
- 手を洗わずに調理をする。
- 調理済みの加工品を常温で放置する。
- 生肉を触った手で他の食材を触る。
- などは食中毒が起こる条件です。アルバイト時代にそういう事を教えてもらう事はなかなか無いと思います。調理工程などを叩き込まれるけど衛生管理などは考えたことも無かった。という意見を以前、調理師免許を持たない飲食店経営者から聞いたことがあってビックリしました。
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