Claude Codeを使っていると、**「今の作業でどれくらいトークンを使ったのか?」「今月いくらかかっているのか?」**が気になりますよね。
実は、Ryota Sasaki (ryoppippi) さんが開発された**ccusage**という非公式CLIツールが非常に優秀で、これを使うとターミナル上で見やすくコストを可視化できます。
今回は、このccusageの導入方法から、知りたい情報を出すための具体的なコマンドを紹介します。
1. ccusage とは?
Claude Codeが出力するログファイル(JSONL)を解析し、トークン使用量やドル換算のコストを表形式で綺麗に表示してくれるCLIツールです。
主な特徴:インストール不要(npxで即実行可能)日別・月別の集計が見やすいリアルタイムでのコスト監視も可能
2. 導入方法(インストール)Node.jsが動く環境であれば、インストールせずに以下のコマンドですぐに使えます。これが一番手軽です。
npx ccusage@latest
# または npm でグローバルインストール
npm install -g ccusage
3. 【目的別】コマンドの使い方
① 一ヶ月の日別の使用量を確認する基本的には、引数なしでコマンドを叩くだけで「日別レポート」が表示されます。これが最も基本の画面です。
ccusage
# または
ccusage daily
実行結果のイメージ:日付ごとのInput/Outputトークンと、発生したコスト(USD)が一覧で出ます。
② 月ごとの合計コストを確認する「毎日ではなく、今月の合計だけでいい」という場合は、monthlyコマンドを使います。
ccusage monthly
実行結果のイメージ:月単位でまとまったコストが表示されるため、請求額の予測に役立ちます。
③ 【おすすめ】作業中にリアルタイムでコスト監視個人的に最強だと思うのがこのコマンドです。作業中に別ウィンドウで立ち上げておくと、トークン消費量とコストがリアルタイムで更新されます。
ccusage blocks –live
まとめ
Claude Codeのコスト管理は、ccusage 一つで完結します。