一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

こんにちは。

フリーランスのSEとして働いている玉尾です。

ついに2019年も終わって2020年を迎えようとしていますね。

今年一年、お世話になり、ありがとうございました。

今年は、自身が3月からフリーランスSEになり、公私共に毎日多忙な生活をおくってきました。

日々多忙で余裕がない、「忙しい」が口癖になっている方、けっこう多いのではないでしょうか。

そんな方に知ってほしい、「木こりのジレンマ」という話があります。

「木こりのジレンマ」

ある木こりが、がんばって木を切っている。
通りがかった旅人がその様子を見て言いました。
「刃がボロボロだよ!大変じゃない?なぜ刃を研いで効率を上げないの?」
すると、木こりはこう言いました。
「わかってるけど刃を研ぐだなんて・・・そんな暇ないよ!!」

目の前の作業をこなすのに精一杯で、それを効率良く進めるように工夫する余裕がない」様子を表した話です。

以前、金融系のセミナーに参加した際に、講師の方が言っていたので、非常に印象的な例え話でした。

自信は、作業に没頭するあまり、業務効率を良く考えないまま、仕事を進めてしてしまっていることが良くあるので、業務に取り掛かる前に、業務効率化をITを駆使してできる工夫をしたほうが良いと思いました。

自分がやった改善を少し紹介したいと思います。

1.Windowsのスタートアップの機能にアプリを入れる(起動時にアプリ起動自動化)

朝出社して、PCを立ち上げた際に必ずやることが決まっているのであれば、その作業を自動化しました。
・Ecliplseを立ち上げる
・OutLootを開く
・One Note を開く
・Eclipseのサーバを起動する など
Ecliseのサーバの起動は3~4分かかることもあり、起動を自動化しておけば、PCを起動するだけで、その間に休憩に入って、戻って来た時には、サーバが立ち上がっている状態で、開発や動作検証などができます。

2.OutLookで、重要な連絡は、ポップ通知機能を使ってすぐに見れるようにする。

プログラムの変更が修正されたとき、修正後のソースを自分のPC環境にいれたりといった連絡や、Windows セキュリティアップデートの連絡や、FireFoxのバージョンの更新連絡など、急を要する連絡が来る場合、作業に没頭していると、いつに連絡が来たのか確認するのが、遅くなる場合があります。
プログラムは常に最新のバージョンを使って作業したい為、プログラム修正の連絡が上がってきた場合は、即座に対応したいと思います。
今のソースが旧バージョンで試験をしていても、試験の最中に新バージョンの更新連絡が来て、それを見過ごしていたら、また新バージョンを差し替えて試験しなければならなく、手間がかかります。

また、メールを送って来た当人は、気を利かせて、「メールを送ったので確認してください。」とも言わないのが殆どだと思います。

その為、自分で気づいて対応する必要があり、即座にプログラム修正の連絡を受け取るには、OutLookには、受信メールを通知する機能があり、その設定をして、即座に対応できるように準備をしておきます。

3.OutLook にメーリングリストを作成する
初めて現場に入ったときにまずメーリングリスト作成を行います。
メールを送信する際、一人一人、宛先を入力していたのでは非常に非効率だからです。

他にも業務改善できることは沢山あると思いますが、自分で作業を取り掛かる前に作業効率を見直し、改善させる時間を作ることで、業務効率や生産性が向上するのではないでしょうか?

 

 

 

 

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玉尾 朗

会社員システムエンジニア歴12年 今年の3月からフリーランスエンジニアを始めました。 主に業務系のアプリの開発に携わっています。 Javaが得意です。

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