一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

前回、クラウドストレージの比較にあたって対象をいくつか絞った結果から下記にあるの表の通りの機能比較マトリックスとなった。

※前回のページ

https://kojinjigyou.org/2020/06/11/クラウド型ストレージサービスの比較(1-2)/

 

●情報は、2020年8月時点の情報であり、価格、機能の有無は、更新される点にご留意下さい。

google ドライブ (G suite Business) Dropbox Business
(Plus)
BOX Microsoft One Drive for Business
料金(一人あたり) 680円/ Business 1360円 1500円/Professional 2000円 550円/ Business 1800円 540円/ Plan 2 1090円
容量 30GB/Business 1TB 2TB /Professional 3TB 100GB/ Business 無制限 1TB/5人以上居る場合、増量の相談可能
共有したいファイルのリンク(URL)取得機能
共有ファイルの公開範囲の指定
・特定ユーザー(メールドレス指定)
・ドメイン登録内のユーザー全員(全社員)
・リンクをしっている人全員

Professional会員以上

・特定ユーザー(メールドレス指定)
・ドメイン登録内のユーザー全員(全社員)
・リンクをしっている人全員
ファイルの共有リンク(URL)有効期限設定 なし
※上位プランはあるかもしれないが、他サービスと比較した価格帯のサービスで共有設定がヒント通りに表示されない。
ファイルの変更履歴管理
※ドキュメント、スプレッドシート、スライド

30日/Professional 180日

25世代/ Business 50世代
ブラウザ上でのファイルプレビュー機能
デバイスデータの遠隔削除
保存データの暗号化
会員外の人へのデータ転送 最大2GB
1ファイルの最大アップロードサイズ 10GB 制限なし
※アプリ利用前提
2GB /Business 5GB 15GB

※あくまで、私個人の主観であり、情報に対する業務に対しての保証はしません。最終的には各ベンダーに直接確認を取って下さい。

 

上記表の中でポイントになるのは、以下になる。

  • 容量
  • 共有ファイル公開範囲の指定
  • ファイルの共有リンク(URL)有効期限設定
  • 1ファイルの最大アップロードサイズ

上記は、各業務要件によって優先順位が変わるため、各自で判断して検討して頂きたいと思う。

 

 

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奥村 友裕

インフラ系SE歴13年目、サーバ、SOCの運用経験、ネットワーク、サーバの設計構築の経験を経てフリーランスとして独立。 ネットワーク、セキュリティ分野を得意分野として、様々なPJに参画。 2020年3月までは航空会社のネットワーク設計をしていたが、4月から金融システム開発会社のセキュリティ対策推進PMO業務に従事。 また、メインPJ以外にも、中小企業様に対してスポットでクラウドサービス、セキュリティ対策に関するコンサルティング業務に従事。

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