一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 「チームの力で組織を動かす」を読んでいます

「チームの力で組織を動かす」
https://amzn.asia/d/03bgRZbR

組織というと、いろいろな組織を思い浮かべるかも知れませんが、実際にこの本にかかれているのは「ソフトウェア開発における組織」の話題に限定されています。

ソフトウェア開発界隈には「コンウェイの法則」というものがありまして、

「システムを設計する組織は、その組織のコミュニケーション構造を反映した設計を生み出してしまう」

という法則です。
これをコンウェイさんという人が提唱したのが、なんと1967年というから驚きです。
私がこの世に生まれる前から、すでにそんな話が出ていたとは!でも、私がこの業界に入った30年前には聞いたこともなかった言葉です。なんとなくですが、恐らくアジャイル開発とかが出てきたぐらいから再度注目されている概念なのではないかと思います。

この本に出てくる、アジャイル開発やリーンソフトウェア開発(リーン=ぜい肉をそぎ落とす)などで重視されるのは、とにかくムダを省いてスピーディーに開発を進めるということです。
それを根性や気合でやるのではなく、あくまでも「科学的な」アプローチをとります。
「何が遅れやムダの原因になっているのか」を詳細に分析していく中で、その中の一つにソフトウェア開発時のコミュニケーションの効率性や質といったものが結構共通的なテーマとして挙がってくるようになり、コンウェイの言葉が再度クローズアップされざるを得なくなったのだと思います。

GoogleやAmazonなどの先進的な企業は、この法則を逆手にとった「逆コンウェイの法則」なるものを適用し、初めからソフトウェアのアーキテクチャ(構造)に合わせた組織づくりをするようにしているようです。まだ本の半分も読めていないのですが、ここで得た知識が生かせるようになったらいいなと思います。

The following two tabs change content below.

小渕 進之介

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア