明朝体とゴシック体は、日本語フォントの中で最も代表的なものです。明朝体は横画が細く、縦画が太いという特徴があり、毛筆のタッチである飾りも取り入れられています。与える印象は「大人っぽい」「真面目」「優雅」「上品」「知的」「女性的」などです。逆に堅苦しさを感じるという面もあるかもしれません。和風か洋風かといえば和風の印象が強いともいえます。
ゴシック体は、縦画、横画とも太さに違いがないのが特徴です。太いマジックで書いたようなイメージのフォントともいえます。与える印象は「子供っぽい」「面白い」「楽しい」「親近感がある」「目立つ」「男性的」など。可読性よりも視認性に優れ、パッと目に入りやすいという特徴があります。和風か洋風かといえば洋風でしょう。