一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

今回は私が直近で失敗した内容です。

私は規模は小さいですが、総合建設業を営んでおります。

最近、お世話になっている取引先から限られた非常に少ない予算で工事を

くれないかと相談を受けました。

協力業者さん達にも協力をして頂き、ほぼ工事金額=外注費となり納まりました。

当社の儲けはスズメの涙も出ていない状況ですが、お世話になっているし今回だけと

工事を受注することに致しました。

 

しかし、受注が確定してから施工可能な日にちの余裕はほぼありませんでした。

結局、安い金額で施工をお願いしていた協力業者さんとの予定が合わず、別業者へ

頼むことにしました。

結果、当社の持ち出しになりました。

 

今回の失敗で学んだことは以下の2点です。

 

1:当社の規程外注費率や利益率を大きく下回っての受注は避ける。

まずは、なんとか予算を増やす若しくは仕様を下げる手段は無いか一緒に検討を進める。

2:工事条件等はしっかり事前に確認した状態で見積りを行う。

 

冷静に考えれば、当たり前のことですが当時は冷静な判断が出来ませんでした。

持ち出しの金額は少なかったので大きな痛手にはなりませんでしたが、これに

懲りて次回以降は十分注意して受注活動を行います。

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栗本 真拓

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