今回は「SSH」について記載しようと思います。
「SSH」は現場でよく使うのではないでしょうか、自分自身が現場に入ってから
よく使うコマンドなので調べてみました。
SSHは「Secure Shell」の略で、暗号や認証の技術を利用して、安全にリモートコンピュータと
通信するためのプロトコル。
パスワードなどの認証部分を含むすべてのネットワーク上の通信が暗号化されます。
SSHは、リモートホストのシェルを利用するための既存のプロトコルを代用する手段として
考えられていたそうで、Telnetやrsh、rloginなどが該当するみたいです。
TelnetやFTPは、パスワードをネットワーク経路上でのぞき見されてしまう危険性が高い。
Telnet同様に、リモートホスト間でのファイルコピー用のコマンドrcpを代用するscpや、
FTPを代用するためのsftpも用意されています。
SSHの暗号通信は、鍵交換アルゴリズムを用いて共通鍵暗号で使用するセッション鍵を生成し、
共通鍵暗号(トリプルDES、AESなど)を用いて通信を暗号化し、公開鍵暗号(RSAやDSA)を
用いてホスト認証やユーザ認証を行なうハイブリッド暗号です。
他にも、パスワード認証、ワンタイムパスワードなども提供されています。
2008年の時点でもっとも一般に普及しているのは、オープンソースで開発されているOpenSSHで、
Linuxなどでも標準的に利用されているため、現在では単にSSHと言った場合、OpenSSHの実装系を
指すことが多いみたいです。