一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 仕事の「芯」

2021年は「風の時代」だそうです。

2020年以前は「地の時代」、2020年は過渡期になるのでしょうか?
ザックリ比較しますと、
~2020年「地の時代」  2021年~「風の時代」
・お金、物質      ・情報、体験、人脈
・所有         ・シェア
・固定         ・移動、流動
・安定         ・革新
・蓄積         ・循環
・性別、国籍、国境   ・ボーダーレス
・組織、会社      ・個人、フリーランス
・縦社会、肩書     ・横のつながり、友人、仲間
・成功、上昇      ・心の喜び
・自力で達成      ・協力、助け合い、GIVE
・常識、既成概念    ・フレキシブル、斬新

となるそうです。
つまり個人事業主やフリーランスは、既に「風の時代」に対応した生き方を選択している訳です。

2020年も終わる頃だが、1年前はコロナがここまで大変なことになるとは思いもしなかった。
いや、個人事業主・フリーランスと言えども経営者! 最悪の事態を予想して対策をしておくべきだった? 対策していた!

いずれにしても否応なく変化を求められる年にはなりましたが、会社員よりはフレキシブルな対応がしやすい環境にある訳です。
会社員の友人の中には整理解雇された者もいますが、転職するのも難しく、さりとて急に起業するというのも大変です。
そこは企業理念が芯にあるかどうかになると思います。

個人事業主になった方は「どうして『それ』をするのか?」が芯にあり、「どうなりたいか?」「どのような価値を提供したいか?」を
元に行動計画を立てられているのではないでしょうか?

コロナ不況で生活が厳しくなった方が急に副業を始めても、自分の時間と引き換えにすることになりがちです。
そこで何か起業に近い副業を始めても、『芯』が無い分かなり厳しいことになるでしょう。
ただのお金儲けになると、作業自体がとても空しいものになると思うからです。
そういった意味では、まだ時間を引き換えに働いている方が、無心と言うか没頭している間は精神的には健全です。

フレキシブルに収入源を複数作るために起業するなら、まず『芯』を考える事から始めましょう。
利益度返しで役に立ちたいと行動すれば、協力者も現れ、収入になっていきます。

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植田 正一

講師型のコンサルティングと違い、ビジネスマネージャー的に現場に入り課題を共に探り解決していくことを目指しています。 販路の拡大支援や、AIの導入・IT化の支援、コラボマッチングに尽力いたします。

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