一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • コロナ禍での飲食店の現状(地方都市)

2021年になり、世の中は明るい方へ向かって欲しいと思いきや、何も変わっていない。

なんならもっと悪くなっている。

現状、今はお客様も減っている。

毎日のようにTVで東京の様子が映されていることで地方都市も気持ちは緊縮になり、人の出が明らかに2020年秋よりも減っている。

シンプルに言えばちょー暇である。

昼営業か、とも思うが、自店のような駅前での営業は大手チェーン店の超激安ランチと戦わないといけないのである。

長岡駅前にはアオーレ長岡という市役所もあり、公務員なども多い。

週1〜5とランチに出る方々もいるくらいだ。

そんな方々を相手にランチ営業をするとなると、重要なのは、もはや味ではない。

安さなのだ。月から金まで毎日外で食べる人からすれば安いに越したことはない。

いくら美味しいと言えど、800円ランチは高いと思われてしまう。

その結果、大手チェーンがみんな店頭にテーブルを置いて500円以下の激安弁当を販売する。

中には唐揚げ弁当380円なんかもあるくらいだ。

そうなると誰が店内で700円のランチを食べるか。

昨年4〜6月までランチ営業をしていたが5月の中旬から駅前の大手チェーンがみんなランチ営業を始めた。

激安だ。うちは700円のランチだ。おかずのみで500円というシンプルなものも用意していた。

4月はランチで満席もあったが大手チェーンが弁当販売を始めた途端に明らかにお客様が減った。

6月になってからはランチ営業でお客様が5、6人しか来ないなんてこともザラになった。

 

そして私は今思う。

また世の中がランチ営業のみのスタイルになっても私はやらない。

疲弊しか生まない。さらに赤字だ。

安売り戦争するつもりもないし時間ももったいない。

 

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新潟県で中華居酒屋を経営しております。

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