一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 公的個人認証とマイナンバー

こんにちは。近藤です。

 

前回は、公的個人認証とはどういうものかをざっくりと説明しました。

前回の説明の最後にも書きましたが、説明の中でマイナンバーカードはキーワードとして出てきましたが、マイナンバーは出てきていないことを説明します。

 

仕事で何人かにヒアリングをしたことがあるのですが、公的個人認証とマイナンバーが混同されている方が結構いるように思います。

公的個人認証ではマイナンバー(個人番号)は登場しません。

 

よく誤解されるのですが、マイナンバーカードで認証というとマイナンバーで認証するように思えますがそうではありません。

あくまでもカードの中に格納されている電子証明書を用いた認証になりますので、マイナンバー(個人番号)は誰にも渡りません。

 

公的個人認証の民間普及が今後進んでいくと思いますが、「(漏れてはいけないとされている)マイナンバーが誰かに渡ると怖い」と思わずに安心して利用してくださいね。

本当は、マイナンバーも番号が知られただけでは、個人情報(税とか住所とか)にはアクセスできないようになっているので、

マイナンバー自体は見られても大丈夫なんですけどね。

 

ここは総務省の説明が不十分だと思っています。

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近藤生志

フリーランスエンジニアとして活動中。 現在は取引先企業様に常駐し、経費精算システムの開発、認定タイムスタンプ関連のアプリ開発、マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービスの開発等を担当している。

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