RAC環境ではノード間でのデータ更新を共有する機能(キャッシュフュージョン)により、性能が劣化することがある。
とりわけEBSにおいてはセッションプールの特性上、起こりやすい問題である。
回避するためには、クライアント設定において、tnsnames.oraに下記のように記載することが必要。※可能であればiflieに記載しておき、autoconfigで変わらないようにする
LOAD_BALANCE=NO (FAILOVERはYESでよい)
SERVICE_NAME=(DBサービス名と同様)、INSTANCE_NAME=(各サーバでのインスタンス名)
上記のように記載して、エイリアスを標準以外(XX_FOとか)に設定する。
あとは、コンテキストファイルにて、TWO_TASK(cp、opなど)をXX_FOにしてautoconfigを実行して設定を反映させる。
JDBC_CONNECTも記載変更して、自動的に生成しないように設定しておくとなおよい。